21: 名無しさん 2024/07/16(火) 13:06:33.04
小さな部屋の内容が難しいな
イゾルデはどういう思考回路なん
考察の余地がありすぎて誰か解説して欲しい…
イゾルデはどういう思考回路なん
考察の余地がありすぎて誰か解説して欲しい…
23: 名無しさん 2024/07/16(火) 16:17:10.82
>>21
小さな部屋はイゾルデの精神空間、狭くて小さいイゾルデだけのものだったはずの空間
ドアは記憶/経験でありかつての残滓、またはイゾルデを蝕む浮遊霊になったもの
本来、一般的な人間にはドアの中の空間は一つしかないんだけど、イゾルデは生まれた直後から降霊術の才能があり、そこにトリスターが入り込んで別のドアを作ってしまった
彼女の周りには常に浮遊霊がいて、近しい存在が他界した段階でその存在が浮遊霊になり、彼らに関連したドアも増えていく
イゾルデの中の空間は次第にドアで溢れていく
13歳の誕生日の社交パーティー、幼いイゾルデは限界を迎え『自分のドア』を作ってしまった
ドアができる=本来のイゾルデは全ての浮遊霊に身体を明け渡して楽になった(本人談)、自分に蓋をした状態
貴族に広く広くイゾルデの才能が知られ、社交的な『降霊術の道具』になった歳ともいえるかも
その日からはありとあらゆる霊が「彼女を手伝ってくれる」ようになった
以後、どんどん周りの浮遊霊(ドア)に自分が侵食され始めるのは想像に難くない
過去全てのディッタースドルフ家の降霊師と同じく、限界が来るその時まで
そこから彼女の中でドアがどんど増えるが、イゾルデのただ1人の友人であるカカニアもドアなのか?
いや彼女は黄金の鍵、『どこにでもあるドア(本来のイゾルデ)』を開けるための鍵なのだ
『ドアを見た?(私を見つけて)』とカカニアに問う
みたいな話、かな?
で、鍵であるカカニアは本当の彼女のドア開けちゃったから本編みたいになっちゃったよっていう流れだと思う
小さな部屋はイゾルデの精神空間、狭くて小さいイゾルデだけのものだったはずの空間
ドアは記憶/経験でありかつての残滓、またはイゾルデを蝕む浮遊霊になったもの
本来、一般的な人間にはドアの中の空間は一つしかないんだけど、イゾルデは生まれた直後から降霊術の才能があり、そこにトリスターが入り込んで別のドアを作ってしまった
彼女の周りには常に浮遊霊がいて、近しい存在が他界した段階でその存在が浮遊霊になり、彼らに関連したドアも増えていく
イゾルデの中の空間は次第にドアで溢れていく
13歳の誕生日の社交パーティー、幼いイゾルデは限界を迎え『自分のドア』を作ってしまった
ドアができる=本来のイゾルデは全ての浮遊霊に身体を明け渡して楽になった(本人談)、自分に蓋をした状態
貴族に広く広くイゾルデの才能が知られ、社交的な『降霊術の道具』になった歳ともいえるかも
その日からはありとあらゆる霊が「彼女を手伝ってくれる」ようになった
以後、どんどん周りの浮遊霊(ドア)に自分が侵食され始めるのは想像に難くない
過去全てのディッタースドルフ家の降霊師と同じく、限界が来るその時まで
そこから彼女の中でドアがどんど増えるが、イゾルデのただ1人の友人であるカカニアもドアなのか?
いや彼女は黄金の鍵、『どこにでもあるドア(本来のイゾルデ)』を開けるための鍵なのだ
『ドアを見た?(私を見つけて)』とカカニアに問う
みたいな話、かな?
で、鍵であるカカニアは本当の彼女のドア開けちゃったから本編みたいになっちゃったよっていう流れだと思う
25: 名無しさん 2024/07/16(火) 16:46:08.27
なるほど!解説ありがとう
部分的にぼやけてたとこが整理されて助かるー
だからある種救ってくれたカカリアに依存というか好意が大きかったわけね
解説受けると確かに王道だった
ただペットに毒を盛る辺りはよくわからんかった、歪んだ精神状態を描いただけなのかな
部分的にぼやけてたとこが整理されて助かるー
だからある種救ってくれたカカリアに依存というか好意が大きかったわけね
解説受けると確かに王道だった
ただペットに毒を盛る辺りはよくわからんかった、歪んだ精神状態を描いただけなのかな
30: 名無しさん 2024/07/16(火) 20:26:06.62
>>25
トリスター、エヴァンジェリン(テオフィルも?)は最終的に『シこそが真の救済』だと告げている
これはディッタースドルフ家の霊媒体質をもつ存在が行きつく真理っぽい
イゾルデを始めとして、ディッタースドルフ家の一部の降霊師にとって、シは一般的な終わりや別れではなく、浮遊霊も常にそこにいる程度の身近な出来事でしかないのはあると思う
霊による別の世界を知り、あちらに向かう程度の心持ちなのかもしれないけど、これは憶測
「廃墟から逃げる道」=「シぬこと」であり、エヴァンジェリンは「良心から来る責任感」で「夫とメイド(アンネリとアグネス)のことを忘れていなかった」から殺害してる
つまり「廃墟から逃すこと=殺すこと=良心としての行為」なのは間違いない
廃墟はディッタースドルフ家のことであったり、爛れたこの世界の暗喩であったりするけど
ウサギには逃げる権利を与える、(毒を飲んで)苦しむなら抑えてあげる
『逃げる』の意味は先の通り
イゾルデにとってだけど、これらの行為は「思いやりを持って弱者を助ける正しいこと」で「貴族にあるべき真の道徳」なのだとは描写的には感じるかな
曲娘の話もそうだけど『根本的に人間とは違う在り方こそがアルカニスト』っていう部分を、一般的な価値観を捨てつつ読み取る必要がありそう
トリスター、エヴァンジェリン(テオフィルも?)は最終的に『シこそが真の救済』だと告げている
これはディッタースドルフ家の霊媒体質をもつ存在が行きつく真理っぽい
イゾルデを始めとして、ディッタースドルフ家の一部の降霊師にとって、シは一般的な終わりや別れではなく、浮遊霊も常にそこにいる程度の身近な出来事でしかないのはあると思う
霊による別の世界を知り、あちらに向かう程度の心持ちなのかもしれないけど、これは憶測
「廃墟から逃げる道」=「シぬこと」であり、エヴァンジェリンは「良心から来る責任感」で「夫とメイド(アンネリとアグネス)のことを忘れていなかった」から殺害してる
つまり「廃墟から逃すこと=殺すこと=良心としての行為」なのは間違いない
廃墟はディッタースドルフ家のことであったり、爛れたこの世界の暗喩であったりするけど
ウサギには逃げる権利を与える、(毒を飲んで)苦しむなら抑えてあげる
『逃げる』の意味は先の通り
イゾルデにとってだけど、これらの行為は「思いやりを持って弱者を助ける正しいこと」で「貴族にあるべき真の道徳」なのだとは描写的には感じるかな
曲娘の話もそうだけど『根本的に人間とは違う在り方こそがアルカニスト』っていう部分を、一般的な価値観を捨てつつ読み取る必要がありそう
34: 名無しさん 2024/07/17(水) 03:53:34.81
相変わらずストーリーは作り込まれてて面白い
まじで小説を読んでるよう
まじで小説を読んでるよう
引用元:https://itest.5ch.net/krsw/test/read.cgi/gamesm/1720914748